【営業時間】 10:00〜17:00 日祝日も予約対応OK!
外壁塗装前に知っておきたい足場の基本と注意点

外壁塗装を検討するとき、意外と見落としがちなのが「足場」のことです。足場は塗装工事の安全性や効率を左右する重要な設備。ここでは、足場に関する基礎知識や費用目安、工事期間中の注意点をわかりやすく解説します。
足場設置の必要性と費用の目安

外壁塗装の工事では、足場の設置が欠かせません。高い場所まで作業が必要になるため、安定した足場があることで職人が安全に作業でき、仕上がりの品質も安定します。また、足場にはメッシュシートを取り付けるため塗料やほこりの飛散を防ぎ、近隣への影響を抑える役割もあります。
一見「余分なコスト」に思われがちですが、足場は安全で丁寧な工事を行うための重要な投資です。安心して工事を進めるために欠かせない工程だと理解しておきましょう。
費用の目安
費用の目安は、一般的な二階建ての住宅でおよそ 20〜30万円前後。
建物の大きさや形状によって変動します。足場の種類にもいくつかありますが、ほとんどの場合は安全性と作業効率を重視して「養生足場」と呼ばれるしっかりした足場が設置されます。
工事期間中の生活の注意点
搬入時や設置時の騒音
設置・撤去ともに金属の足場をハンマーで叩く際、金属音の騒音が発生します。そのようなことから、ご自宅内での音だけではなく、ご近所にも音が響いてしまう可能性があります。その対策として早朝や夜間の作業はしないことを遵守し、事前に近隣には挨拶を行い、ご理解をいただくことが重要になります。
搬入時に交通や通行の妨げになることも
足場の搬入には大型トラックを使用するため、住宅の周辺道路に駐車して資材を荷下ろしすることになります。その際には交通や通行に影響が出る場合があり、ときには歩行者が一時的に通れなくなったり、車両が道にはみ出して車の通行を妨げてしまう可能性もあります。
業者はできる限り近隣に配慮して駐車や作業を行いますが、それでも完全に不便をなくすことは難しいのが実情です。そのため工事を始める前には、近隣の方々へ必ずご挨拶に伺い、工事内容や期間について丁寧に説明を行います。事前に理解とご協力をいただくことで、安心して工事を進めることができます。
日中でも家の中が暗くなる
外壁塗装では、塗料の飛散を防止する目的でメッシュシートを窓に張ります。このため、昼間でも自然光が遮られ、室内が暗く感じることがあります。
特に南向きや最高が少ない部屋では、生活に支障をきたすほど暗くなることもあります。
対策としては、シーリングライトやデスクライトなど室内照明を活用して明るさを確保したり、作業の影響が少ない部屋で過ごす時間を増やすと快適に過ごせます。また、足場やシートの設置前に、家具の配置や照明の位置を工夫しておくと、より影響を抑えることができます。
よくある質問
Q. 足場設置後でも洗濯物は干せるの?

足場を設置すると、塗料の飛散防止のために建物全体にメッシュシートを張るため、基本的に外干しは難しくなります。工事期間中は室内干しを活用するのが安心です。物干しラックやハンガーを使い、扇風機や除湿器で風の流れを作ると乾きやすくなります。また、事前に天気の良い日にまとめて洗濯しておくことや、日当たりの良い部屋で干すことも有効です。
Q. 足場設置・撤去はどれくらいで終わるの?

一般的な30~40坪ほどの戸建て住宅の外壁塗装足場の場合、2~3人の作業員で約一日かかります。
マンションなど規模が大きい建物では数日かかる場合もあります。
Q. 隣家との間が狭いのですが、塗装はできますか?

住宅地だとお隣の建物と密接していることも少なくありません。
基本的には70㎝程度の隙間があれば足場の設置は可能です。それ以下のスペースに対応できるタイプの足場もございますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
外壁塗装では安全で丁寧な工事を行うために足場の設置が欠かせません。
足場があることで作業が安全に進められ、塗料の飛散も防ぐことができます。その反面、室内の最高が落ちたり、玄関や庭まわりの出入りがやや不便になることなど、生活への影響がでることもあります。
工事中の不便や疑問は、事前に知って準備しておくことで大きく軽減できます。足場や生活への影響について気になることがあれば、ぜひ当店にご相談ください!
経験豊富なスタッフが、安心して塗装工事を進められるよう丁寧にご案内いたします😊