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普段はあまり意識して見ることが少ない外壁。
しかし、ふと外壁を見るとひび割れ(クラック)を発見!
見つけてしまうと、これは放っておいても大丈夫なのだろうか…と不安になりますよね😓
この記事ではひび割れを見つけてしまったらまずどうしたら良いのか、ひび割れの種類や原因、それに伴うリスクについてご説明します。

ひび割れの種類

1. ヘアクラック

外壁表面の細いクラックで、クラック幅0.3mm以下、深さ4mm以下の微細なひび割れを指します。これは一般的には経年による塗料塗膜の劣化が考えられます。
日光や紫外線の影響を受けて劣化した塗膜が素地の膨張収縮に耐えられなくなることで塗膜に亀裂が発生します。外壁表面だけが微細にひび割れているヘアクラックの状態であれば構造や鉄筋の錆にも今すぐは影響しないため、緊急性という点で見れば慌てる必要のないクラックです。

ヘアクラックのヘアとは「髪の毛」を意味しており、髪の毛ほど細いひびという意味です。

 

. 構造クラック

       クラックの幅が0.3mm以上、深さ5mm以上のものを指します。構造に影響を及ぼす可能性の高い深刻なクラックで補修が必要となります。構造クラックは塗膜表面に起こるものとは違い、建物の構造自体が歪み、外壁内部からひび割れてしまっている状態です。原因としては、『地盤の不動沈下や基礎の劣化』『設計ミス』『補強材(筋違い)の不足』『想定以上の地震の揺れや強風の外的要因』によるものです。このような原因で建物に負荷がかかり、躯体が傾くことで構造クラックが発生します。

. 開口クラック

       窓や扉など、建物の開口部の周りに斜め方向に発生するクラックをいいます。
開口クラックは雨水の影響を受けやすい箇所であるため、早急な補修が必要となる可能性が高いです。

 

. 乾燥クラック

       クラック幅が狭く、外壁が汚れていると発見できないほどの小さなひび割れです。外壁の水分の蒸発などが原因で外壁が縮み、ひび割れが発生します。

 

. 縁切れクラック

       天候の影響や何らかの事情で工事に中断があると、その続きを塗装する際に「前に塗った箇所」と「後から塗る箇所」の繋ぎ目の部分にひび割れが出ることがあります。こちらは塗装業者が注意することで防ぐとが可能なひび割れです。

 

ひび割れがもたらす4つのリスク

.雨漏りに繋がる

ひび割れている場所から雨水が浸入してしまいます。はじめは室内への影響はありませんが、水を含んでいる状態が続くと室内の雨漏りに繋がってしまう可能性があります。

2.建物自体の耐久性が低下する

ひび割れを放置していると建物の劣化が進行し、サイディングやモルタルの下地(木部)が腐食してしまいます。症状が進行するごとに必要な補修工事の規模は大きくなり、費用負担も莫大なものになります。

3.湿気によるカビ・シロアリ被害

ひび割れから雨水が侵入すると、外壁内部がジメジメした状態が長く続き、カビが発生しやすくなります。内部でのカビ発生は外壁材の寿命にも影響するだけでなく、住む家族への健康被害も深刻です。また、シロアリも発生しやすくなり建物の弱体化を招き、倒壊のリスクを高めてしまいます。

.美観性の低下

外壁にひび割れがあると、建物が古びた印象になってしまいます。

まとめ

住宅の外壁にひび割れができる原因は、経年劣化や乗り物の振動、地震、コンクリートの乾燥などさまざまです。ひび割れといっても、経過観察で済ませて良いものから早めの補修が必要なものまで様々なパターンがあります。特に開口部や幅の広いクラックは放っておくと深刻な問題を起こす恐れがあるため注意が必要です。
一見大丈夫そうなひび割れでも実は大きな問題が隠れている可能性もあり、自分だけで判断してしまうのは危険💦
ご自宅の外壁にひび割れを見つけた場合は、塗彩工房へお気軽にご相談ください😊

 

 

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